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鍛金 銅工芸作家 佐藤 彰三 / 銅工芸ブリキや彰三       
 *鍛金(たんきん)とは金属の板を金槌で叩き形成する技法です。

 本業であった建築板金のかたわら、鍛金の勉強会への参加をきっかけにその楽しさに魅了されていきました。かつて建築板金業は「ブリキ屋」と呼ばれていたことから、工房名を「銅工芸ブリキや彰三」とし、ブリキ屋の仕事で培った知識と経験をたよりに、独学で銅工芸作品を作り続けて40年以上。今もなお新しい作品を探求しています。
 二代目として娘夫婦も一緒に活動を行っています。銅工芸ブリキや彰三・二代目 佐藤 直・ 佐藤 美保

ABOUT THE WORK

 手作りの当て金を丸太の台座に差し込み、その曲面を利用し木槌や金槌で形を打ち出します。最初は平らな銅板から始まり、叩きと焼きなめしを繰り返し、数十回の工程を経て作品を完成させます。理想の形に達したら、鎚目(金槌の跡)をつけ、磨き、色を付け、再度磨きます。最後に天然のロウを塗りますので、乾いた布でこするとツヤが一層引き立ちます。  手づくりならではの個体差がありますが、それが一つ一つの作品の魅力でもありますので、どうぞご了承ください。

FAQ

  • Q.風合いの変化について
    A. 作品は化学反応によって様々な色に仕上げています。使用頻度や酢、トマト、レモンなどの酸性の物質との反応により風合いが変化することがありますが、品質には問題ありませんので、安心してお使いいただけます。日々の暮らしの中で育てていく銅器の風合いを、ゆっくりと時間をかけてお楽しみください。
  • Q.お手入れについて
    A. 使用後は長時間放置せず、できるだけ早く洗ってください。中性洗剤と柔らかいスポンジを使うのがおすすめです。自然乾燥による水滴の跡が気になる場合は、乾く前に水気を拭き取ってください。食洗器の使用は避けてください。
  • Q.緑青について
    A. 汚れが放置されると、銅の表面に緑青と呼ばれるサビが発生することがあります。緑青は人体には有害ではありませんが、見た目が気になる場合は取り除いてください。重曹4:水1のペーストを作り、綿棒やスポンジで緑青の部分を磨くと取ることが出来ます。頑固な緑青には、ペーストを塗ってしばらく放置すると効果的です。磨いた後は、水でよく洗い流してください。ただし、緑青を落とす際には、元々の着色も取れてしまう可能性が高いのであらかじめご了承ください。
  • Q.錫引きの作品について
    A. 酸性や濃い色の液体を長時間入れたままにすると、変色する可能性がありますのでご注意ください。作品がくすんでしまった場合は、錫引きした面を重曹ペーストで磨くと改善されます。
  • Q.修理とメンテナンスについて
    A. 作品の修理やメンテナンスは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。ただし、往復の送料や部品交換が必要な場合は、その費用はお客様にご負担いただくことになりますので、あらかじめご了承ください。